
キャッサバ芋の産地
インドネシア、スマトラ島ランプーン州は、タピオカ澱粉粕(でんぷんかす)の元となるキャッサバ芋の一大生産地です。
キャッサバ芋から取れるタピオカ澱粉は、日本で馴染み深いうどんのこしを出す原料として多量に日本にも輸入されています。
弊社は、このタピオカ澱粉を生産する過程で出る【タピオカ澱粉粕】を飼料用に日本へ輸入・販売しております。

澱粉量が多いタピオカ澱粉粕
インドネシアのランプーン州には、大小500以上ものタピオカ澱粉工場があります。
しかし、大規模な工場は最新の機械(遠心分離機)を使用しているため、タピオカ澱粉粕に含まれる澱粉含量が非常に少なくなっております。
小規模な工場は、昔ながらの伝統的な天日乾燥などの加工工程により、タピオカ澱粉粕に含まれる澱粉量が多くなります。
弊社が取り扱っている澱粉粕は、この澱粉量が豊富な製品になっています。

■加工工程
- キャッサバ芋を洗浄
- キャッサバ芋の皮を剥く(写真左)
- 粉砕
- ふるい(上に残るのが澱粉粕、下に流れるのが澱粉)(写真中央)
- 天日乾燥(写真右)
- パッキング

分析結果 水分(%) 15.82
粗蛋白質(%) 1.31
粗脂肪(%) 0.48
粗繊維(%) 7.66
ADF(%) 11.75
NDF(%) 19.95
粗灰分(%) 0.88
NFE(%) 73.85
Ca(%) 0.16
P(%) 0.03
アフラトキシンB1 不検出
ゼアラレノン 不検出
デオキシニバレノール 不検出
補足事項
*ゼアレノン:ELISA法(検出限界0.05ppm)
*デオキシニバレノール:ELISA法(検出限界0.02ppm)
*アフラトキシンB1:HPLC法(検出限界1ppb)